
先月、給食委託会社と契約している施設との契約満期による業務終了のお手伝いをしてきました。業務終了になると、契約内容によりますが、食材、消耗品、備品などの回収を行う必要があり、契約終了後も1か月ほどは定期的に様子を伺い、困りごとやアフターケアをしなければいけません。
契約終了理由は、作り手の人材不足が主な理由で、今後は冷凍弁当を3食(朝食、昼食、夕食)とお味噌汁サーバーを活用して食事の提供を継続していきます。これにより人材不足の解決(1日あたりの調理従事者数の軽減)と業務負担(食材の仕込み、食事作り、盛り込み、提供、片付け、洗浄、食器の乾燥等の作業からスチームコンベクションで冷凍弁当を温める作業、提供、片付け、洗浄)の軽減を図っていくこととなります。
契約中は、食材、消耗品の調達は給食委託会社が行い、食材は使用日まで納品業者への注文を行い、消耗品、調理表、発注書、献立表は、給食委託会社から発送をしていました。業務終了時期が近づいてくると使用しない食材は他の施設へ分配、使用予定の食材や調味料、消耗品は棚卸を行い、購入して頂きました。冷凍弁当が納品されるので、納品日までに食材を移動と整理、清掃を行い、冷凍弁当を入れるスペースを作らなければいけません。その後、2週間に1度の頻度で訪問し、業務移行が順調に進んでいるか確認と、契約終了後も細かな作業が残っていたので、調理従事者の責任者と解決していきました。
契約中は、朝食は10食(ショートデイサービス)、昼食は30食(ショートデイサービス+デイサービス(日曜日はお休み))、夕食10食(ショートデイサービス)提供しており、1日2名の調理従事者が食事の提供に従事しており、調理従事者(調理師、調理補助員を含む)は計5名在籍していて、食事は基本手作り(朝食は5品(ご飯、汁物、主菜、和え物、ふりかけ等)、昼食は基本6品(ご飯、汁物、主菜、副菜、和え物、果物)、夕食は5品(ご飯、汁物、主菜、副食、和え物))を提供しており、四季折々の献立、炊き込みご飯(チャーハン風混ぜご飯、えびピラフ等)や麺類(ラーメン、うどん、そば)や丼もの(親子丼、中華丼)、汁物(けんちん汁、豚汁、のっぺい汁など)を提供していました。
近年の冷凍弁当は、管理栄養士が監修、種類も豊富、やわらか食、治療食、制限食に対応している冷凍弁当もあり、栄養バランスが取れていて、価格も良心的です。温める作業のみで食事が提供可能になるのは、昨今の人手不足に大きく貢献しています。食べれない食材がある場合は、別の冷凍弁当を温めて提供(例 鶏肉禁はお魚の弁当に変更)するなどの個別の対応も可能となっています。
しかし、冷凍弁当を提供している頻度が高くなればなるほど、飽きてしまう傾向があります。施設の規模や人材の確保など様々な課題の中で、普段の食事は冷凍弁当で、週に1回は、外部(食事の業務委託)に委託して、手作りの食事(全て手作りでなくても、一部を旬の食材を使用して手作りにしてみる)やイベント食を提供することで入居者様、利用者様の満足度を満たしていくことも必要となってきます。
ながさき管理栄養士事務所では、イベント食なども業務委託を請け負っております。現在のご提供中の食事に変化が欲しい、イベント食で入居者様、利用者様に喜びを提供したいと思いの施設責任者の方はご相談下さい。

